阪神 リリーフ陣が意地!ビジター連敗「7」で止めた 湯浅火消し!再昇格後初登板で好投 九回岩崎2者連続K3人締め

 「ヤクルト0-2阪神」(28日、神宮球場)

 甲子園と勘違いするほど大音量の「あと1球」コールが響く中、阪神・岩崎が三振で試合を締めた。10日・西武戦(ベルーナ)からのビジター連敗を「7」でストップ。八回には湯浅が再昇格後初登板で火消しをやってのけた。必勝パターンのリリーフ2枚が意地を見せ、リーグ最多16度目の完封勝利へ導いた。

 まずは湯浅が勝機を高めた。八回2死一塁で出番が巡ると、代打・増田と対峙(たいじ)。カウント3-1から2球連続で、バットに空を切らせて無失点で切り抜けた。「しっかり抑えられて良かったです」とピンチの芽を摘みとった湯浅に、クローザーの岩崎が呼応。2者連続見逃し三振でゲームセットを迎えた。

 敵地で続いた黒星には、リリーフ失敗も大きく影響していた。ビジター7連敗のうち、6試合が逆転負け。サヨナラ負けも前夜を含め4度と屈辱にまみれた。連敗中2試合で敗戦投手となった湯浅は、16日に出場選手登録を抹消されたが、安定感を取り戻したことをきっちり証明した。

 「0で帰ることが仕事だと思うんで、協力してやれたら」と湯浅が呼びかけると、岩崎も「明日取らないとダメ。明日またみんなで、全力で向かっていきたいと思います」と一枚岩を誓った。白星を重ねるためには、やはりリリーバー陣の輝きが必要だ。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス