阪神・中野 復活打&先制呼ぶ好走塁 頭部死球の影響なし「無事にプレーできたのは良かったです」

 「ヤクルト4-3阪神」(27日、神宮球場)

 悪夢のサヨナラ負けにも収穫がある。攻守の要を担う阪神・中野拓夢内野手(28)が打って走って、ハツラツプレーで先制点を呼び込む活躍。頭部死球の影響も感じさせなかった。試合後、三塁スタンドから名物の熱烈なエールが注がれる。「勝てるように。頑張りたいです」。強く誓った。

 0-0の四回だ。中前打を放ち、続く森下の打席。エンドランでスタートを切ると、三塁線に飛んだゴロで一気に三塁を狙った。捕球した武岡の隙を突く好走塁。慌てた一塁・オスナの三塁への送球もそれると、一気に先制のホームを踏んだ。

 22日のソフトバンク戦(甲子園)で頭部に死球を受けて途中交代。「頭部打撲」と診断されていたが、「次の試合が大事だというのは分かっていました。無事にプレーできたのは良かったです」とうなずいた。復活を体現した俊足巧打に好判断。攻守でチームのつなぎを担う男は全快で全開だ。

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