阪神・藤川監督「ネルソンはあれぐらいできなきゃいけなかった選手」「ひと息ついて、またやってくれれば」

 練習を見る藤川監督(撮影・北村雅宏)
 練習を終えて藤川監督(右)と話す中野(撮影・立川洋一郎)
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 阪神・藤川球児監督(44)が24日、甲子園球場に隣接する室内練習場で全体練習を見守った。以下、主な一問一答。

 -リーグ戦再開に向けてこの4日間で、コンディションを整える。

 「みんな久しぶりに、自宅でゆっくりと寝られたと思うので。かなり移動もハードだったんですけどね。少しひと息ついて、またやってくれればなと思いますね」

 -22日のソフトバンク戦で頭部死球を受けた中野が練習に参加した。

 「脳振とうのテストがあるので、それを越えれば大丈夫というところですね」

 -湯浅はパフォーマンス的な課題もあって、抹消となった。

 「疲労ですよね。リフレッシュ的なところはありますけど、最後にボールが浮いて打たれていたし、岩貞含めてね」

 -1軍合流は2軍戦の登板を見て判断する。

 「もちろんそうです。どこで使うかを含めて。チームとして全体を見ていますから。彼だけに頼っているというのは全くないです」

 -ネルソンは状態が上がってきたと。

 「その前は石黒でしたけどね。大変なのよ(笑)。富田も(22日・ソフトバンク戦に)投げたけど。及川が2連投中だったこともあるし、富田を行かせてみたけど、やっぱり柳町選手と中村選手に初球ど真ん中に投げるというのは戦術として勉強しなければいけない」

 -ネルソンはある程度のメドが立った。

 「ネルソンはあれぐらいできなきゃいけなかった選手なんですけど、オープン戦の時に故障したので。まずは1年間走り切ることじゃないですか。それは高寺にしたって豊田にしたって、まずはやり切らないと次が見えない。みんな走り切るしかないじゃないですか。自分も含めてね」

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