「ウエスタン、阪神０－２中日」（２２日、ナゴヤ球場）

　阪神は中日に零敗を喫した。先発のマルティネスは５回５安打２失点の投球。六回からは森木が２回２安打無失点、八回からは松原が１回無安打無失点とし、中日打線を抑えた。

　打線は中日先発の金丸に５回４安打無失点に抑えられ、その後も相手は土生、伊藤、吉田、マルテがマウンドに上がるも得点を奪えなかった。

　平田２軍監督の一問一答は以下の通り。

　－マルティネスは久しぶりの５イニング。

　「前半は球数ちょっと多かったけど、久しぶりにしては良いピッチングじゃないかな。粘りもあったし、持ち味は出せたと思う。もっとコントロールもスピードも精度が上がってくるんじゃない」

　－五回での降板は球数の制約か。

　「球数と、イニングっていうところ。彼もこれでリハビリ終わりだから」

　－松原、森木が２人で３回を無失点に抑える好投を見せた。

　「今日はちょっと森木、松原は（良かった）。まだ信用してないとはいうものの。まだ俺はこんなもんじゃないと思ってるけど。勝ってるときに投げさせたくなった。そういう気にさせるよ。期待が持てるようになった」

　－初回に右翼と二塁の中間に飛んだ鵜飼の打球は百崎は捕れたか。

　「ももな。まだまだ球際が弱いな。あれを普通に捕らないと。まあそこは球際の強さというところは彼の課題よ。体のキレとか。もも（百崎）は課題をクリアしていくともっと良くなる」

　－百崎は打撃ではあと一歩で本塁打となる飛球を二つ。金丸から中前打も放った。

　「打つ方は昨日も２－２やん。今日も１本打ってるし、マルテって１軍の中継ぎだからね。良い当たりだし、アゲンストだったけど、バッティングの感じも悪くない。そういう課題をクリアしていくともっとレベルが上がってくるんじゃないかな」

　－打線は金丸に苦しめられた。

　「でも安芸では全く手も足も出ないところだったけど、ストレートにちょっとずつ対応（できている）。ももにしても、井坪にしても、中川にしてもね。それを３回り目じゃなくて、せめて２回り目ぐらいに対応できればなというところ。そりゃ良いピッチャーやもん。メヒア、柳、金丸。わざとらしく阪神戦にな！いや、うちの若い選手にとってはすごく良い３試合だよ」

　－佐藤蓮が１軍に合流した。

　「この前（２０日のウエスタン中日戦で）１イニングをバシッと抑えた。あれで呼ばれたんだよ。良かったよ、彼にとっては。去年以来や。なんとか投げられるチャンスがあれば良いけどな。他のピッチャー陣にとっても良い刺激になる」

　－あさっての先発は。

　「伊藤稜や」