阪神・藤川監督 桐敷好救援「甲子園らしいピッチングで良かった」先制「安定する前に、近本が出塁してくれたおかげで」一問一答

 「阪神3-0ソフトバンク」(21日、甲子園球場)

 阪神がソフトバンクに快勝した。完封勝利は今季15度目で西武と並び両リーグ最多。先発の大竹耕太郎投手は左手指のアクシデントで六回途中の緊急降板となったが、無失点の好投で今季3勝目。古巣からの初白星で球団4人目の12球団勝利を達成した。打線は初回に佐藤輝の中前適時打と小幡の中越え2点適時二塁打で3点を先制。藤川監督の主な一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 (TVインタビュー)

 -大竹は12球団勝利。

 「それは本当に素晴らしいことだし、タイガースに来てたくさんの指導者にお世話になりながら、本人もそう思っていると思いますけどね」

 -鮮やかな先制劇。

 「上沢投手は経験がありますから。安定する前に、近本が出塁してくれたおかげで、ああいう展開がきたと思いますね」

 -明日に向けて。

 「勝ってかぶとの緒を締めるといいますか、明日の交流戦で、やってきた全てをいい方で出せるように全力でチーム一つになって戦っていきたい」

 (囲み)

 -桐敷が好救援。

 「(前回は)球場が合わなかったんだと思いますけどね。西武(ベルーナ)と仙台(楽天モバイル)は特性が。甲子園らしいピッチングで良かったと思います」

 -ネルソンも無失点。

 「こういう場面に投げるまでというのは時間がかかりますよね。一人欠ければ、また(ブルペンの勝ちパターンで起用できる投手の構築まで)時間がかかる。ネルソンも続けることが一番」

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