阪神・藤川監督 連敗脱出の心境は「やっぱり人生と一緒ですね」「野球って面白いなとまた感じましたね」
「阪神8-1ロッテ」(18日、甲子園球場)
阪神が快勝し、連敗を7で止めた。
森下が先制打を含む2安打2打点、佐藤輝は八回にとどめの19号2ラン。近本は3安打、中野も2安打2打点、大山にも適時打が飛びだし、上位打線が機能した。
投げては先発の伊藤将が6回9安打1失点の粘投で、昨年7月6日のDeNA戦(甲子園)以来347日ぶりの1勝を手にした。
藤川監督は連敗ストップの気持ちを問われ、「ベンチでもおそらく、みんながなかなかうまくいかないな、と、今日のゲームでもそういうシーンがありましたけど、やっぱり人生と一緒ですね。野球というのはそういうのが噛み合わなくなったりとか、今日もプレーボールの1球目からショートゴロがエラーになってしまったりとか。だけど、そういう小さなところをね、我慢して、伊藤(将)がしのいで、それが最終的にゲームとして成立するということですから、常に同じことを心がけるということですね」と喜びを噛みしめた。
八回には佐藤輝の一発など、一挙5点の猛攻。甲子園のファンが沸き返った。指揮官は「選手のみんなもおそらくフラストレーションが溜まって非常に耐えがたい、ここ何日間だったと思いますけど、自分としてはいつも通りやれば必ずどこかでそういうタイミングが来ると思い続けていました」と笑み。
甲子園の雰囲気にも触れ、「コーチ陣にも伝えていたんですけど、まあ、一気にファンの方、甲子園球場のボルテージも上がってね。本当に、まるでみんなが遠征に行っていたかのように。埼玉と仙台、みんなで行ってみんなで帰ってきて、今日のゲームになったのかな、という感じで一体感が出て、最後に佐藤(輝)のホームランも出てですね、野球って面白いなというふうに、また感じましたね」とうなずいた。
野球スコア速報
関連ニュース





