阪神・秋山拓巳BA J1神戸キックオフセレモニーの大役果たす「うまく先陣切れた」神戸DF岩波に期待も
球団創設90周年を迎える阪神とクラブ創設30周年のJ1神戸が15日、スポーツの垣根を越えたコラボ企画を行い、昨年に現役を引退した阪神の秋山拓巳ベースボールアドバイザー(BA)が、ノエビアスタジアム神戸で行われた明治安田J1・神戸-名古屋戦のキックオフセレモニーに登場した。
ノエビアスタジアム神戸に訪れるのは自身初で、サポーターの熱気が高まる試合前にピッチに立った。甲子園のマウンドより「こっちの方が緊張した」としながらも、堂々と大役を務めた。
阪神では投手として精密なコントロールと巧みなマウンドさばきを武器に通算49勝をマーク。小学生の頃から野球一筋で育ったが、愛媛県西条市の同郷に日本代表の長友佑都、同級生の兄に元日本代表の川又堅碁がおり、少なからずサッカーとは縁がある。
秋山BA自身は海外サッカー好きで、ほとんどのリーグの移籍市場が活発なこの時期に「ヴィッセルからね、海外に行くのが全てではないんですけど、海外の方が給料は良いしね(笑)。代表でもやっぱりすごいリーグの選手が選ばれてるんで」と冗談を交えながらも、海外の強豪クラブで活躍するような選手の登場を期待した。
18日には甲子園開催のプロ野球交流戦・阪神-ロッテ戦で、神戸きっての虎党であるDF岩波拓也が始球式を行う。この日、阪神は楽天に敗れて泥沼の6連敗を喫しており、秋山BAは「来週は岩波選手が始球式。僕はしっかりど真ん中にうまく蹴ったんで。うまく先陣を切れたなと。だから、来週(岩波選手に)プレッシャーをかけておいてください」と虎の暗いムードを吹き飛ばす見事な始球式を期待していた。
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