阪神 前打撃コーチの水口氏と秋山BA、三浦アカデミーコーチが神戸弘陵女子硬式野球部へ訪問指導 山本詠主将「女子野球界にとってもプラス」と感謝
阪神は21日、野球振興の一環として、前打撃コーチの水口栄二氏と秋山拓巳BA(ベースボールアドバイザー)、三浦伊織アカデミーコーチの3人が神戸弘陵女子硬式野球部への訪問指導を行った。
水口氏は打撃指導を中心に、身ぶり手ぶりを交えながらの助言。秋山BAは投手陣のブルペンを見守りながら、細かい技術の指導も行った。三浦コーチは外野手に守備の基礎を教えた。
水口氏は「元気もあるし、すごい活気もある。スイング自体も体の強い子が多い。さすが日本一やなと思いましたね」とレベルの高さを実感。指導では打撃の基礎を大事に教えた。「できるだけ小、中、高校生のレベルアップにタイガースを通じて協力できたらと思ってやってます」。今は自身の野球教室もあるが、今後も阪神での活動も積極的に参加するようだ。「野球をする人口も減ってきている。女の子も野球の楽しさをわかってくれたら」と野球人口増加を願った。
三浦コーチも今後の女子野球発展に期待した。「私は去年引退した。長く女子野球に携わってきたけど、高校は(女子野球の)学校も増えてきて、すごく盛り上がってるけど、高校生がその後の大学や社会人でやってくれる人が少ない。そこで続けてほしい」と話した。
秋山BAは女子野球の指導は初めて。「器用な選手がすごく多い」と吸収力の高さに驚かされたという。主将の山本詠さん(3年)は「女子野球というところに足を踏み入れていただいて、自分たちにとっても、女子野球界にもプラスなことだと思う」と感謝した。
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