阪神・藤川監督 13年ぶり新潟で執念ドロー「みんなの頑張りのおかげ」中継ぎ5人必死の継投
「DeNA1-1阪神」(13日、ハードオフエコスタジアム新潟)
新潟のファンへ、虎の執念を届けた。阪神は九回2死から高寺の一発で追いつく価値あるドロー。才木から5人の中継ぎ陣も粘投を展開した。藤川監督は「選手が必死になっている姿で出た。みんなの頑張りのおかげで、1-1で終わることができた」と納得顔だった。
スタメン抜てきが的中した。故障離脱した小幡に代わり、実績十分の木浪ではなく、高寺を「6番・遊撃」で起用。土壇場で起死回生の一発を放った姿に「高校から入ってきて、なかなか出るきっかけがなかったと思う。素晴らしかった」とうれしそうに話した。
2012年以来、13年ぶりの新潟を藤川監督も満喫した。チーム宿舎の朝食会場にはコシヒカリや3種類の米が並び、元阪神で現在はオイシックスでプレーする高山から、新潟名物「笹団子」の差し入れが届いた。藤川監督は焼きそばの上にミートソースが乗った「イタリアン」も堪能。「B級グルメもおいしくて、お米もおいしい」とえびす顔。スタンドの左半分は黄色に染まった。「(ファンが)すごく多かったですね」と感謝しきりだった。
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