阪神・石井 最短昇格誓った 体調は回復、再登録は最短で10日 抹消期間はテレビ観戦「全試合、全球見てる」

 体調不良で出場選手登録を抹消されていた阪神の石井大智投手(27)が8日、日鉄鋼板SGLスタジアムで練習を行い、最短での昇格を誓った。

 ブルペンの救世主が帰ってくる。石井はこの日、SGLで金村投手コーチと10分間のキャッチボールと20分間のランニングを行った。体調は回復しており「(キャッチボールも)普通です」と問題がないことを強調。既にブルペンにも入っており、視界は良好だ。

 体調不良での登録抹消は、2022年に新型コロナウイルスに罹患(りかん)して以来。「2年目とかはコロナもあった。どれだけ気を付けても(病気には)なってしまう。そこはしっかり次に向けて」と離脱も前向きに受け止める。

 再登録は最短で中日戦(甲子園)が行われる10日となる。「9連戦の中でこういうことになってしまって申し訳ない。あとは監督とチームが決めること。気持ち的には最短で戻りたい」と昇格を見据え、力を込めた。

 抹消期間はテレビ観戦も欠かさなかった。「全試合、全球見てる」と仲間の勇姿に刺激を受けた。ここまで11試合に登板し、チームトップの8ホールドを誇る。「何試合抑えたとかは考えていない。ベストを尽くして投げられれば」。チームを救うため、聖地で1軍の舞台へ舞い戻る。

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