阪神 平田2軍監督 2日連続マルチ安打の豊田を絶賛「コンスタントに3割以上打ってる。数字がモノを言ってるよ」【一問一答】

 マルチ安打を放った豊田
 先発した伊藤将
 勝利後のハイタッチをする平田2軍監督(右から2人目)
3枚

 「ウエスタン、広島3-7阪神」(4日、由宇球場)

 阪神は広島に快勝。先発の伊藤将は7回6安打3失点の投球だった。初回に連打を浴び、2点を失うも、七回に林に打たれた本塁打以外は広島打線を寄せつけなかった。

 打線は四回に豊田、山田、高寺の3連適時打で流れをつかみ、一挙4得点を挙げるなど、打線がつながった。

 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -伊藤将はテンポ良いピッチングを見せた。

 「もうこの前の安芸から良い。今日なんかも、初回はツーアウト取って、外国人(ラミレス)の(初球の)入りっていうとこで。これは嶋村が反省するところ。将司はこの前の安芸も、球のキレやコントロールも上がってきてるよ。今日はまっすぐの精度、キレも出てきてるし、すごくいいピッチングやったな」

 -ツーシームが効果的に効いた。

 「ツーシームも良かったし。チェンジアップも低めに集めてるし、高めは意識して投げてるし、そういうところでの将司の持ち味っていうのが十分に出たゲームになったよな」

 -伊藤将の投球は他の投手の手本になる。

 「コントロールだよな。みんなに見習ってほしい」

 -岡留は降格後、初登板。

 「ツーアウトからの、デッドボールとかそういうコントロール(が課題)。久しぶりの登板だったのでそういうところがあったけど、まだもっとそういう精度を上げていかなきゃいけない」

 -打線も良くつながった。

 「バント失敗とか。そういうところもあったけど、山田はミスを取り返そうとしてね。高寺が1人入ると、走塁にしても守備にしても打つ方にしても、いい見本を見せてくれている」

 -福島は足を生かした。

 「福島は高寺の練習のスイング見てみって言ってね。福島はああやって逆方向に打つと、エラーも出れば、盗塁もできる。そういう泥くさい選手になっていかなきゃいけないんで、(高寺)望夢がいる間にいろんなことを参考にしてほしいよ」

 -豊田も絶好調。

 「ああ寛はずっといいよ。1番として、先頭バッターとして、まず初回にヒットを打ってくれている。コンスタントに3割以上打ってるわけ。そういうことでしょ。数字がモノを言ってるよ」

 -豊田の打席はセンターにはじき返す打球が多かった。

 「右に打つとか。強引に行かない。百崎にしても。数字を残してるやつらはセンターから逆方向っていうか、強引に行かないから(体が)開かない。だからいい数字が残る。参考になるバッターがいるね」

 -相手チームの事だが、広島は秋山が復帰で2安打。

「さすがだよなぁ。こういうところで秋山が来て、2本やろ。佐々木(泰)も良いスイングしてるし。秋山なんかバットコントロールといい、さすがだよ。久しぶりに出てね。そういうところはレベルが違う」

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