阪神・デュプランティエ 5回9K2失点の粘投も来日初勝利はまたお預け

 「阪神-巨人」(26日、甲子園球場)

 阪神の先発・デュプランティエは5回4安打2失点の粘投を展開したが、来日初勝利はお預けとなった。

 初回、泉口、若林の連打からピンチを背負い、1死一、三塁から岡本に中犠飛を浴びる。先制点こそ許したが、ボールの威力は抜群だ。150キロ超の直球にカーブを交えて打者を圧倒する。続く甲斐から三回の若林まで6者連続三振を奪った。

 だが1-1の四回は先頭・吉川に左中間三塁打を浴び、岡本の二ゴロの間に勝ち越しを許した。

 1-2の五回は1死から門脇の一塁線の打球を大山が失策。さらに二盗を許すと、泉口に左前打を浴び、若林へ死球。2死満塁と傷口を広げたが、吉川の右中間への大飛球を森下がランニングキャッチ。好守に救われ、無失点で切り抜けた。

 前回19日・広島戦(甲子園)は5回4失点。登板前日には「いい投球をして勝利がつけばいい」と意気込んでいた。

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