阪神・森下 セパ最多5度目の猛打賞 「姿勢とタイミングを常に意識して、どこが悪いか修正」

 「阪神4-1巨人」(25日、甲子園球場)

 いとも簡単に快音を重ねた。阪神・森下翔太外野手が両リーグトップとなる今季5度目の猛打賞。聖地の大歓声を浴びても表情を大きく変えることなく、貫禄を漂わせた。

 初回1死一塁で内角直球を華麗なセンター返しで中前打とし、先制を演出。三回1死一塁では外角球に逆らうことなくはじき返す中前打で再び得点に絡んだ。五回1死はフォークをすくって左前打。圧巻の活躍を果たしても「結果は結果で出ているだけです」と浮つく様子は一切なかった。

 シンプルな思考が好調の肝となっている。「姿勢とタイミングを常に意識して、自分の中でどこが悪いか修正している。もうそれだけっす」。打球の行方にはフォーカスしない。姿勢、タイミングはともにミートする前に決まる要素であり、結果に目を向けていないからこそ、投球にアプローチする過程に集中することができている。

 今季初の5連勝に大きく貢献しても慢心はない。「まだ始まったばかり。4月なので。淡々とやりますよ」。新人から主力として戦ってきただけに、シーズンの勝負どころは理解している。森下の本領発揮はまだ先にある。

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