阪神 痛恨逆転負けで首位攻防戦落とす 村上がまさか4回5失点KO「二回の投球がすべて」甲子園で1勝4敗 ホームで負の流れ続く

 「阪神2-5広島」(18日、甲子園球場)

 阪神は逆転負けで連勝が2でストップ。首位浮上とはならなかった。

 頼みの右腕が攻略された。開幕から3連勝中だった先発の村上は、味方が先制した直後の二回に崩れた。3連打であっさり同点とされると、粘る広島打線相手になかなかアウトをとれない苦しい投球に。1死満塁から矢野の犠飛で勝ち越されると、末包にも2点適時打を許し一挙5失点。1イニングで54球を投じ、守備時間が約40分と長いマウンドになった。結局、4回5失点で今季初黒星を喫した。

 降板後、「悪い流れにしてしまった二回の投球がすべてでした。先制してもらった次のイニングで失点してしまい、みんなに申し訳ないです」とコメントした村上。この投球が打線にも影響を与えてしまった。

 ここ4試合続けて二桁安打と好調だった打線は初回、2死走者なしから満塁のチャンスを作ると、前川の2点適時打で先制。しかし、二回以降は広島・森下の前に沈黙。四回からは一人の走者も出せなかった。

 ヤクルトとのビジター2試合は連勝で本拠地に戻ったが、いい流れに乗れず敗戦。これで今季甲子園では1勝4敗。京セラドームを合わせると1勝1分6敗とホームで苦しい戦いが続いている。

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