阪神・村上 村山実に並ぶ58年ぶり開幕4連勝へ気合「意識しすぎず、チームが勝てればいい」18日、広島戦先発
偉大な先輩に肩を並べる。18日の広島戦(甲子園)に先発する阪神の村上頌樹投手(26)が17日、日鉄鋼板SGLスタジアムで最終調整した。開幕から4連勝となれば、球団では1967年の村山実以来58年ぶり。先発だけに限ると、1953年の藤村隆男以来72年ぶりの快挙となる。
「そこまで意識しすぎず、チームが勝てればいいかなと。自分に勝ちがつくかは分からないけど、ゼロに近づけて抑えられるように頑張りたい」
偉業を懸ける相手は、現在首位の広島だ。先月28日の開幕戦では、九回途中135球。完封まであと1人の熱投で今季初勝利をつかんだ。4番に末包が入るなど、当時とオーダーは少し変わっていることもあって「そこ(中軸)にランナーを出さないように注意したい」と警戒したが「広島にいいイメージはある」と自信をのぞかせた。
ここまで広島・森下、巨人・戸郷、中日・高橋宏と各球団のエースに投げ勝ってきた右腕。「そこで勝てているのは自信になる」と手応えを感じている。この日の残留練習ではキャッチボールやダッシュで汗を流した。開幕からの勢いそのままに勝ち星を積み上げていく。
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