阪神・森下 4安打“定位置”3番で2戦連続猛打賞 価値あるタイムリー2本「この流れに乗っかっていきたい」
「ヤクルト5-7阪神」(17日、神宮球場)
反撃ムードを最高に盛り上げた。阪神3番・森下がまた躍動だ。
2点を追う八回無死二塁。カウント2-2から清水の浮いたフォークを強振した。虎党の期待を乗せた打球は左翼線で弾み、1点差に追い上げる適時二塁打をマーク。続く佐藤輝の逆転2ランをお膳立てし「まだ2点差あったので、自分はまず(中野)拓夢さんをかえそうと思った。良い形で回せた」と振り返った。
さらに九回2死一塁の場面では、田口のスライダーを右中間へ運び貴重な追加点となる適時二塁打。九回裏に2点を失っており、この一打がなければサヨナラ負けだっただけに、価値ある仕事をやってのけた。勝ち越し直後の延長十一回2死でも中前打をマークし、2日・DeNA戦(京セラ)以来となる4安打の固め打ちだ。
開幕から4番を任されたが、15日・ヤクルト戦(松山)に続き3番に入った。「打順は関係なく、自分の打撃スタイルというのは常に持っておきたい」と話していたものの、2試合連続での猛打賞。昨季出場129試合中、106試合で先発した“定位置”で大暴れだ。
それでも「納得する打球とそうじゃない打球がありましたけど、1打席1打席で修正できた。なるべく波がないようにしたい」と冷静に振り返った。「この流れに乗っかっていきたい」。甲子園に戻っても、やるべき仕事に集中する。
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