阪神・藤川監督 古巣カブスに快勝「いろんなポジションをスムーズにできた」 対メジャー白星は13年ぶり

 「プレシーズンゲーム、阪神3-0カブス」(15日、東京ドーム)

 “球児野球”を貫き、古巣・カブスに快勝だ。メジャー相手の白星はマリナーズとアスレチックスに2連勝を飾った2012年以来、13年ぶり。試合後、公式会見に出席した阪神・藤川球児監督は「お互いに敬意を持ってゲームを行う、と。しかも素晴らしい機会ですから、選手には『精いっぱい楽しんでほしい』というメッセージでゲームをスタートさせました」と話した。

 試合を動かしたのは三回だ。先頭・梅野が右中間二塁打で出塁すると、続く小幡の送りバントでチャンスを拡大した。13日にはバント封印の方針を示していたが「ゲームの流れ」に従った形。2死三塁から近本の先制二塁打が飛び出し、主導権をがっちり握った。

 四回は森下、五回は中野の二盗から追加点をゲット。この日は「2番・佐藤輝」の攻撃型オーダーで臨み、スモールベースボールも駆使。「エキシビションですからね。いろんなポジションをスムーズにできた日だった」と大きな収穫を得た。

 投手陣は先発・門別から5投手で3安打完封リレー。「タイガースファンもたくさん入っているし、こちらもしっかり考えてやっている」と藤川監督。虎党にとっても痛快な1日になったはずだ。

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