阪神・中野 日本より大きいベースで盗塁決める「ノックでも大きさ感じた」8センチの利を生かす

 大山も練習前にベースを確認
 打撃練習を行う大山(撮影・西岡正)
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 阪神の中野拓夢内野手(28)が14日、東京ドームでの前日練習で2年前からMLBで導入されている、日本よりも約8センチ大きいベースを入念に確認した。「やっぱり大きいですね。ノックでも大きさは感じました」。プレーへの影響は感じなかったが、塁間も約11センチ縮まることで盗塁へのメリットはある。

 21年の盗塁王は、この2試合でスピードを見せつけたいところ。「思い切って、チャレンジできるところはしていきたい」。まだオープン戦は8試合で0盗塁。カブスのカウンセル監督も阪神の走力には警戒しており、日本野球の力を示したい。

 相手はメジャーリーガーだが、勝負の世界。23年のWBCでは世界一の一員になっていて、ここでも負けるつもりはない。「何とかメジャーリーグに勝てるように、チーム一丸でやっていきたい」。虎の選手会長が力強く宣言した。

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