阪神 ノーヒットノーラン阻止もＯＰ戦３連敗 前川が九回２死から執念の内野安打 伊原＆工藤のルーキーは好投
「オープン戦、西武１－０阪神」（１１日、ベルーナドーム）
阪神はノーヒットノーランを阻止するも、オープン戦３連敗を喫した。打線は相手先発の菅井に苦戦し、２四球を奪うも好機を広げられず。リリーフ陣も攻略できなかった。
この日のスタメンは近本、大山、オープン戦好調の前川が外れた。だが中野、佐藤輝、森下などほぼ主力が並んだ中、凡打の山を築いてしまった。相手が継投に入った六回以降は１人の走者も出すことができず。ベンチの藤川監督の表情も厳しかった。
それでも九回２死から前川が遊撃への内野安打を放ち、全力疾走で一塁を駆け抜けた。西口監督がリクエストするも判定は覆らず。唯一の安打に阪神ファンは大きく沸いた。
オープン戦初先発したドラフト１位・伊原（ＮＴＴ西日本）は２死満塁のピンチを背負う場面もありながら、４回３安打無失点。１２個のアウトのうち１０個をフライアウトで奪うなどし、落ち着いた投球で開幕ローテ入りへアピールした。
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