阪神2軍 中川勇斗が三塁挑戦へ 平田2軍監督「彼の打力を生かすため」捕手が主戦場も「何でもいけるように頑張ります」

 守備練習する中川
 守備練習する中川
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 阪神の中川勇斗捕手(21)が6日、日鉄鋼板SGLスタジアムで行われた全体練習で三塁の守備に挑戦した。

 慣れないポジションでも軽快な守備を見せた。投内連係では、三塁からバントの打球に猛チャージ。シートノックでも強肩を生かし、安定した送球を見せた。最後は特守でみっちり捕球や送球を確認。合わせて約2時間半の新ポジション練習となった。

 昨秋は外野守備にも取り組んだ。「自分の可能性を広げたい。試合に出られればどこでもいい。そこ(打撃)しかないので」。すべては自身の持ち味である打撃を生かすため。グローブはコーチから借り、人生初のポジションに果敢に挑んだ。

 山崎2軍内野守備コーチは「とりあえずノックに入ってみてというところ。まだやったばかりなので取る投げるはこれからでしょう」と三塁練習継続の可能性を示唆。平田2軍監督は「捕手が主やで。彼の打力を生かすためにね」と今回の挑戦について説明した。

 「出られるに越したことはない。その中で結果を出してアピールしていかないといけないんで。なんでもいけるように頑張ります」。若虎は自慢の打棒を武器にどんなポジションでも結果を出すことを誓った。

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