阪神・藤川監督 負けても挨拶約束「必ずするように心掛ける」甲子園での今季初OP戦“聖地初采配”は悔しい結果に

 試合後、ファンにあいさつをする藤川監督(中央)=撮影・北村雅宏
 試合を終え、スタンドにあいさつをする藤本総合コーチ(左)と藤川監督(撮影・中田匡峻)
 7回、ネルソンの交代を告げた藤川監督(中央)は、マウンドに向かう石黒(63)にボールを手渡す(撮影・北村雅宏)
3枚

 「オープン戦、阪神4-7中日」(5日、甲子園球場)

 試合後、スタンドから温かい拍手がナインに振り注いだ。阪神は甲子園での今季初のオープン戦。1万5809人の観衆が集う中、藤川監督の“聖地初采配”は悔しい結果に。中日を上回る14安打を放ちながら、投手陣も2桁安打を浴びて4-7の黒星。それでも前川の一発、工藤の快投と、見どころ満載の一戦だった。

 3時間48分のロングゲームを戦った後は“球児流”がお披露目された。選手会長・中野をはじめ、選手全員が再びグラウンドに登場。気温10度。凍えるような寒さに耐えて、懸命に声をからしてくれたファンへの一礼に、リスペクトを込めた。

 藤川監督は「必ず(あいさつを)するように心がけたいと思います」とシーズン中も継続することを約束した。勝ち試合だけではない。たとえ敗れてしまっても、グラウンドに立つ。藤川監督が目指すのは「感情が揺れ動かないチーム」。それを早速体現し「勝っても負けても楽しんで喜怒哀楽を十分に楽しんできてもらっていますからね。それは恥ずべきことなく正面に出ますよ」と言い切った。ファンとともに覇権奪回へ歩んでいく。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス