藤川阪神の甲子園初戦は黒星 前川が左翼ポール際へのオープン戦2号を含む3安打1打点 投手陣は開幕ローテへアピールならず

 試合を終え、スタンドにあいさつをする藤本総合コーチ(左)と藤川監督(撮影・中田匡峻)
 話を聞く阪神ナイン。右端は藤川監督(撮影・中田匡峻)
 7回、制球に苦しむネルソンを降板させる藤川監督(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、阪神4-7中日」(5日、甲子園球場)

 藤川阪神にとって前日の雨天中止により仕切り直しで迎えた甲子園初戦だったが、白星で飾ることはできなかった。両チーム2桁安打の乱打戦。スタメン5番に座った前川右京外野手が、オープン戦2号を含む3安打と大暴れを見せた。

 まずは二回先頭、中日先発・涌井の直球をとらえると、打球は逆方向へ高々と舞い上がって、そのまま左翼ポール際へ。今年の“甲子園チーム1号”をマークした。三回2死からは右翼線への二塁打でチャンスメークして、ラモン・ヘルナンデス内野手の適時打をお膳立て。四回も先頭で中前打を放って、代走を送られた。

 投手陣では開幕ローテを狙う面々が登板も、アピール成功とはならなかった。来日初先発となった新外国人のジョン・デュプランティエ投手は、初回2死から板山に先制ソロを浴びるなど、2回3失点。2番手の伊藤将司投手も3回3失点と課題を残した。

 リリーフで期待されている新外国人のニック・ネルソン投手は七回に登板したが、制球が定まらず2死一塁から3連続四球。押し出しで追加点を与えて、1回を持たずに降板となった。

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