阪神・近本 オープン戦から「自分たちの野球、流れを崩さない」 最下位に沈んだ昨年と同じ轍踏まない
「オープン戦、阪神(降雨中止)中日」(4日、甲子園球場)
阪神の近本光司外野手(30)が4日、オープン戦から自分たちの野球を続け、シーズン開幕に備える考えを示した。今年のオープン戦は2試合で1勝1分け。1年前はオープン戦最下位に沈み、開幕連敗発進からの2カード連続負け越しと、いきなりつまずいた。
同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかない。「しっかり自分たちの野球(をして)、チームとしての流れがあると思うので、そこを崩さない、乱さないというのが大事」と肝に銘じた。
個人として3月に取り組むべきテーマも「課題でもあるトップからの出し方が、練習ではだいぶいい形になってきている。それが実戦でどういう反応になるかっていうのは見てみたい」と自覚。もちろん快足発揮への準備も怠ることなく、盗塁への意識も高めている。
「ある程度いい条件が整っていたら、勝負してどういう結果になるかを見ないと、シーズン入ってすぐ走れるかっていったら、そうじゃないので」。猛虎のリードオフマンが実戦を重ね、本番への感覚を研ぎ澄ます。
関連ニュース





