甲子園フォントお披露目式・甲子園球場と株式会社モリサワの100周年記念共同プロジェクトでよみがえる伝統的文字」
阪神甲子園球場の100周年を記念して、日本を代表するフォントメーカーである株式会社モリサワとの共同プロジェクト「甲子園フォントお披露目式」が27日、西宮市の阪神甲子園球場で行われた。
お披露目式には、阪神電鉄株式会社スポーツ・エンタテインメント事業本部長の谷本修氏と株式会社モリサワ代表取締役社長の森澤彰彦氏が登壇。森澤社長の掛け声に合わせて、スクリーンに甲子園フォントで作られた「甲子園」の3文字が映し出された。
昨年、阪神甲子園球場が100周年を迎え、同じく昨年、株式会社モリサワが日本の出版やデザインの発展に大きく貢献した「邦文写真植字機」を発明して100周年を迎えたことから共同プロジェクトとしてここまで歩みを進めてきた。
「甲子園フォント」の特徴は視認性に優れたUD(ユニバーサルデザイン)文字をベースに、かつて毛筆の手書きでスコアボードに使用されていた「甲子園文字」の特徴である筆の勢いを感じさせるデザインを掛け合わせたものとなっている。
今後はプロ野球や高校野球をはじめ、甲子園で行われるすべての試合で使用される。3月4日に行われる中日とのオープン戦から実際にスコアボードに使用される。
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