阪神“開幕投手”村上 直球重視で挑む 2イニング予定「6人しっかりアウトを取れるように」
「阪神春季キャンプ」(21日、宜野座)
阪神・村上頌樹投手(26)は22日の楽天戦で今年初登板に臨む。「真っすぐをしっかり投げられるように頑張ります」。2イニングの予定だが、結果にこだわるわけではない。「安打を打たれるかもしれないですけど、自分の真っすぐを投げられるように」と内容重視でマウンドに上がる。
20日のブルペンでは48球を投じた。ここまでの調整は順調。「いい感じで投げられている。それをしっかりとバッターに対しても投げられるように」。昨年は2月18日の広島戦で対外試合初登板。今年は打撃投手なども務めず「実戦も初めて。コースを狙うのもそうですけど、まずは真っすぐ」と直球に重きを置いている。
当然、状況に応じての組み立ても忘れない。「(変化球も)投げるとは思う。そこは状況を見ながらだと思います」。新球種のスライダーなど、打者の反応を確認しなければいけない。「6人しっかりアウトを取れるように、炎上しないように頑張ります」。開幕投手候補の右腕が、まずはオープン戦の“開幕投手”を務める。
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