阪神・糸原 マルティネス撃つ!準備着々「速い速球に負けない」ように 宜野座組合流
「阪神春季キャンプ」(20日、宜野座)
阪神・糸原健斗内野手(32)が20日、宜野座組に合流し、マルティネス撃ちに意気込んだ。「しっかり具志川組で体をいじめ抜いてきた」とニヤリ。今季の目標は明確だ。
「もう一度速い球に負けないように、そういうテーマでやっています」
23、24年と2年間、代打を経験し、痛感したことだった。「クローザーやセットアッパーは2球種ぐらいしか投げてこない。真っすぐをファウルにしないとか、空振りしないというのが大前提」。その中でも「トップレベル」と称したのが、中日から巨人に移籍したライデル・マルティネスだ。
2年間の対戦成績は5打数1安打。最速161キロ右腕に「打てたら価値がありますし、そういう意味でも取り組んでいる。初めから出ても、それは絶対生きてくる」と言い切った。
練習内容については「秘密」と詳細を明かさなかったが、国内FA権を行使せずに残留した今季への思いは強い。「150キロが当たり前のレベルになっている。それを打ち返していかないと生き残っていけない」。プロ9年目、さらなる高みを目指していく。
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