阪神“ベストオーダー”でオープン戦開幕 22日・楽天戦 大山&近本が初対外試合 森下除く新打線披露
「阪神春季キャンプ」(18日、宜野座)
阪神の大山悠輔内野手(30)と、近本光司外野手(30)がオープン戦初戦となる22日・楽天戦(金武)に出場することが18日、分かった。2人はともに今キャンプ初の対外試合出場となる。腰部の張りを訴えて別メニュー調整中の森下を除き、藤川新監督が“開幕戦”でいきなり“ベストオーダー”を組む。
打線の核を担う2人がいよいよ実戦モードだ。藤川監督は1月6日の球団年賀式で、V奪回を期す新オーダーの構想を明言。不動の1番・近本から2番・中野、3番・佐藤輝、4番・森下と続き、「自分のプランとしては大山で待ち構えたい」と、新5番に据える主砲をキーマンとした。
森下は12日から別メニュー調整中で、現状で実戦出場のメドは立っていない。ただ、次クール中にも全体練習に再合流できる見込みで、シーズン開幕には十分間に合うとみられる。このため、4番・右翼は代役になるが、それ以外は開幕を想定した新オーダー。オープン戦初戦から近本、大山を出場させる起用に指揮官の強い覚悟が見える。
1日のキャンプインからここまで、2人は目立った動きを見せていない。裏を返せば、それこそが順調に調整を進めている証し。大山は「一日一日、テーマを持ってやりたい」と全体練習後も打撃や守備、ウエートトレなど個別練習に時間を割く。22日の同戦には開幕投手候補の村上が先発予定。主役たちの登場で、一気に開幕の足音が近づいてくる。
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