阪神・中野 代打で2戦連続H 1打席限りの出番も存在感 藤川監督「やっぱり状態は良かったという判断できた」
「練習試合、阪神0-11広島」(16日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム)
阪神の中野拓夢内野手(26)が六回に代打で登場し、右翼線に強烈な二塁打を放った。1ボールから鈴木のスライダーを一閃(いっせん)。15日の楽天戦に続き、2日連続での安打となった。
「最近はどんどん積極的に仕掛けていこうと思っている。その結果いい方向にいっている」と打席内容に充実感をにじませた。この日は1打席限りの出番となったが「あらかじめ聞いていた。自分の気持ちを切らさず、1打席に集中することができた」と全神経を研ぎ澄ませた。送り出した藤川監督も「やっぱり状態は良かったという判断ができた」と目を細めた。
虎の二塁は山田ら若手が懸命な突き上げを見せるが、中野の存在感は追随を許さない。簡単に定位置を譲るつもりはない。
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