阪神ドラ1・伊原 母校智弁先輩・村上の仕上がりの早さに「まずい」驚嘆 新人では宜野座ブルペン一番乗り

 阪神ドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=が29日、智弁学園時代以来となる“生の村上”の投球姿に熱視線。仕上がりの早さに衝撃を受け、自身を奮い立たせた。左腕は新人選手の中では宜野座一番乗りでのブルペンとなった。

 パンッ。ブルペンに響き渡る音に引きつけられるかのように伊原は高校の2学年上だった村上にくぎ付けだった。「高校の時からさらにスケールアップした」と再び驚嘆。「意識の差もあると思うので、見習っていけたら」と村上の進化した投球に強い刺激を受けた。

 「思っている以上に村上さんも仕上がってたんでこれはまずいなって(笑)」。完成度の高さも目の当たりにし、多少の焦りも見せた。それでも「慌てずに。ただアピールしなきゃいけない立場なんで、徐々にキャンプの間に持ち味を出せるように」と話した。

 宜野座初ブルペンではスライダーを含む36球を投じた。「段階を踏めている」としながらも「もう少し球の精度とか変化球の質とかを求めていかないと」と甘さはない。プロとして村上と高校以来の共闘がかなう。「うれしい気持ちとか、もちろん勉強にもなる」とさらなる状態アップを意気込んだ。

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