阪神のジェレミー・ビーズリー投手（２９）が２８日、来日した。日本の寒さをものともせず、半袖で「コンバンハ！」と元気よく登場。「タイガースはすごい強いチームなので、また戻ってこられてうれしい」と笑った。

　オフは自宅のある米カリフォルニア州でトレーニング。「けがしないようにとコンディショニングを整えてきました」と話した。昨季はシーズン途中から先発陣の一角を担い、１４試合の登板で８勝３敗、防御率２・４７と活躍した。

　来日３年目の今季、目指すのは開幕ローテ入り。「もちろん、そのために帰ってきたので」と力強く宣言した。「今までにないぐらい肩、肘の状態もすごくいい」とオフの手応えも十分だ。

　うれしい出来事もあった。親交の深かった青柳は米大リーグ・フィリーズとマイナー契約。「青柳選手が向こうでプレーするのは本当に楽しみ。日本とアメリカの野球って違う。それでも彼は活躍すると思うので楽しみ」とエールを送った。

　藤川監督については「すごいすてきな方ですし、どういうふうに采配されるのかすごい楽しみ」と右腕。仲間の活躍も刺激に、新監督の下でさらなる飛躍を遂げる。