阪神・井上 初開幕1軍へ 牧からの学び生かす 下半身の使い方で発見「キャンプで結果を出せれば」
阪神の井上広大外野手(23)が27日、兵庫県西宮市の球団施設内で大阪国税局の「スマホで確定申告体験会」に参加した。今オフも2年連続でDeNAの牧に弟子入り。プロ6年目、春季キャンプからオープン戦と結果を残し、自身初の開幕1軍を“確定”させたい。
昨年から“牧塾”での取り組みの一つが人体模型を使っての学習。「ここを動かせば、こういう可動域まで広がるとか…」。今年は特に下半身の使い方で発見があった。意識したのは足の裏。「普段から意識して使うことによって、連動性が生まれてくる」。歩く時や打撃における足の踏ん張り、つき方などに注意することで手や腕との連動性が生まれてくる。
そうすることで打撃だけでなく、守備や走塁でも効果が表れるという。ここ2年は春季キャンプで存在感を示しながらも開幕1軍はつかめず。「キャンプで結果を出せれば、オープン戦もどんどん連れて行ってもらえると思う。1月にやってきたことを出せれば」。牧との学びを生かし、結果につなげたい。
昨季はプロ初本塁打も記録。今年は外野だけでなく、本格的に一塁にも挑戦している。「走攻守で、自主トレでやってきたことを一つでも多く出してアピールしていければ」。恵まれた体に牧仕込みの頭脳も融合させる。
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