阪神・岩崎 守護神の自覚 調整一任の具志川組スタート「しっかりやらないと」 宿舎は宜野座組の配慮に感謝も

 阪神・岩崎優投手(33)は21日、静岡県の草薙球場で桐敷、及川、川原、栄枝と行う自主トレを打ち上げた。春季キャンプは2年連続で2軍の具志川組スタート。藤川監督から調整を一任された形だが、「自分のペースとはいえ、しっかりやらないといけない」と守護神の自覚を口にした。

 昨春と違い、チーム宿舎は1軍の宜野座組と同じホテルとなる。藤川監督は「キャリアをしっかりとリスペクトした上で、帰ってきたら話し合いもできる」とメリットを強調。岩崎は「ありがたい」と将の配慮に感謝するとともに、「(具志川では)若い子と接する機会があるので、それは良いことなのかなと思う」と前向きに受け止めた。

 自主トレ最終日は気温14度のポカポカ陽気の中、ブルペンへ。捕手を座らせて25球を投じた。直球やスライダーだけでなく、「新球200勝スクリュー!」と冗談交じりに“新球”も試投。軌道に納得がいかず、すぐに断念したが、明るい顔が状態の良さを物語る。自主トレ期間中は「(ブルペンで)2、3回ぐらい投げている気がします」と仕上がりも上々だ。

 約2週間で後輩の成長を実感。「去年より考えを持ってやっているように見えました」。4人はそれぞれ岩崎に1軍での活躍を約束したという。「それがかなえば」。1軍の舞台で“チーム岩崎”がそろい踏みする日を心待ちにした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス