阪神 藤川監督らがゼロカーボンベースボールパーク視察 トッププレーヤー誕生期待
阪神の藤川球児監督(44)が21日、新ファーム施設「ゼロカーボンベースボールパーク(SGL)」を平田2軍監督、岡田オーナー付顧問、1、2軍コーチ陣30人と約1時間視察した。
藤川監督は「一言、素晴らしいということ。ここまで工事に携わっていただいた、たくさんのお力添えがあってここまで来たということで」と感謝を述べ、「あと少しですけれど、私たちがキャンプから帰ってきた時にはしっかり受け入れていただけるという準備までしていただいて、本当に頑張らなきゃなというところですね」と意気込んだ。
方角やグラウンドの形状・仕様は甲子園と同じにつくられている。藤川監督は「甲子園球場っていうのは浜風という、それが季節によって、天候によって変わるんですけど」と話した上で、「全く同じ方角ですから。それを一番熟知してる平田ファーム監督がいて。フェンス、ファウルグラウンドの距離感も全て甲子園と同じですから、フェンス際のプレーであったり、そういった部分が自チームの中で育てられる」と利点を明かした。
続けて、「ナイター設備もありますから。ナイター後の練習もできるという部分では、いつ1軍に来てもそこに滞りなくそのプレーができる。その意味では本当にメジャーに近い。メジャーの球場もそういう風にして作られてる部分がマイナーリーグの球場でもあるので、すごく楽しみにしている」と期待感を示した。
コーチと選手が一緒になって学び、成長することも期待し、「私が目指してる主体的に選手たちが動くという、指示待ち人間にならないという選手たちが出てくると、本当にトッププレーヤーが生まれると思いますから。何年間はかかると思いますけど、非常に楽しみにその日を待ちたい」と若手の育成につながることを願った。
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