阪神 才木浩人が6回2失点で11勝目の権利 初回5連打浴びて2失点も粘りの投球 打線の5連打返し呼び込む

 先発し力投する才木(撮影・石井剣太郎)
 巨人打線を相手に力投する才木(撮影・立川洋一郎)
 6回、佐藤輝の逆転3ランで生還した大山(左端)とタッチを交わす才木(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神-巨人」(31日、甲子園球場)

 阪神先発の才木は6回を投げて8安打2失点と粘り強い投球で試合をつくった。

 立ち上がりは巨人打線につかまった。初回、1死から浅野に右中間へ二塁打を浴びると、3番・モンテスには高めの直球を中前にはじき返され、先制点を献上。その後も勢いを止められず、今季初の5連打を許して2点を失った。

 二回からは粘り強い投球で追加点を与えず。走者を背負いながらも要所を締めて味方の援護を待った。

 2点ビハインドの六回に佐藤輝の3ランなどで逆転に成功。さらに木浪のタイムリーなど死球をはさんで5連打を呼び込んだ。2死一、二塁で打席を迎えたところで、代打・糸原が告げられて交代となり、11勝目の権利を手にして中継ぎ陣にバトンを託した。

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