【小山正明氏の眼】阪神・才木は「ちょっと小山と似たようなタイプになってきたんちゃうかな」

 「ロッテ0-1阪神」(2日、ZOZOマリンスタジアム)

 阪神が才木浩人投手の好投で連敗を5で止めた。連勝中のロッテを相手にプロ初の無四球完封。デイリースポーツ評論家の小山正明氏は「才木に尽きる試合」と116球の力投をたたえた。

  ◇  ◇

 才木に尽きる試合やったね。九回のピンチも逃げることなく向かっていったし、初回から最後まで、ボールの質は変わってなかった。むしろ余力もあったように感じた。同じ1-0でも、久しぶりに「いい試合」と言えるような投手戦になったね。

 ちょっと、小山(自分)と似たようなタイプになってきたんちゃうかな。右でね、直球にこだわりを持ちながら、効果的な変化球を使えるからね。ぜひとも(小山氏の史上4位となる)シーズン13完封を抜いて欲しいね。

 エースの風格、というものを感じさせるようなピッチングをここまで続けてきたけど、本当のエースと呼ばれるまでになるにはここからが大事。暑くなってくれば、へばるピッチャーも出る。そこでコンディションを持続しきれるかどうか。ぜひとも“エースの看板”を上げてもらいたい。

 それにしても、打たんねえ。アカンわ。顔ぶれみても打てそうなのは近本だけやから。岡田監督もしんどいと思う。ピッチャーの踏ん張りと、監督の采配で乗りきるしかないね。

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