阪神 近本が難敵・高橋礼から先制2ラン 緩い変化球をきれいに捉え、右翼席へズドン 佐藤輝も続いた!同一カード3連敗阻止へ一挙3点

 3回、右越えに先制2ランを放つ近本(撮影・金田祐二)
 3回、先制2ランを放った近本(左)を迎える岡田監督(撮影・西岡正)
 3回、先制2ランを放ち、木浪(左)とタッチを交わす近本(撮影・西岡正)
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 「巨人-阪神」(5日、東京ドーム)

 阪神の近本光司外野手が三回に4号先制2ランを放った。

 先頭の木浪が安打で出塁すると、続く才木が送りバントを決めた。得点圏に走者を置いて第2打席を迎えた近本。追い込まれながらもゆるい変化球をきれいに捉えると、打球は右翼席へ飛び込んでいった。

 近本の本塁打は4月27日・ヤクルト戦(甲子園)以来。第1打席にも左前打を放っており、同日以来の複数安打とした。「ヒット、送りバントで形を作ってもらった打席で浮いてきた球をしっかりスイングすることができました。試合の主導権を取ることができてよかったです」と語った。

 阪神はこの日、打線を組み替えた。佐藤輝が岡田政権下では初となる、「3番・三塁」で先発出場。22年5月6日の中日戦(バンテリン)以来、約2年ぶりとなった。

 ここまでは打率・187と低迷し、4日には今季2度目のスタメン落ち。5番には前川、6番には森下が入った。そんな中、近本の一発後に中野が安打で続く。バッテリーエラーで二塁へ進むと、佐藤輝がきれいに左前に落として貴重な3点目をたたき出した。

 同一カード3連敗阻止を目指す阪神。序盤で大きな3点がスコアボードに刻まれた。

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