阪神・伊藤将司は5回5安打1失点 3勝目の権利を手に107球で降板

 先発し力投する伊藤将(撮影・市尻達拡)
 5回、満塁のピンチとなり、水を飲んでひと息入れる伊藤将(撮影・田中太一)
 4回、矢野の打球に反応してダッシュする伊藤将(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-阪神」(1日、マツダスタジアム)

 阪神先発の伊藤将は5回5安打1失点。107球を投げて3勝目の権利を手にマウンドを降りて、試合後半をリリーフに託した。

 序盤は球数をかけながらピンチを交わし続けた。二回1死三塁では上本に粘られたが、11球目を三塁線へ打ち返された打球を、佐藤輝が好捕して三走を挟殺。無失点で切り抜けた。三回も秋山、菊池の連打と四球で2死満塁。踏ん張りどころで小園を二ゴロに打ち取って、ホームは踏ませなかった。

 四回は三者凡退で調子は上向きかと思われたが、五回に1点を失った。先頭の代打・宇草が、木浪の失策で出塁。秋山には左前打でつながれ、野間には死球。1死満塁から堂林に犠飛を許した。

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