阪神・中川 自身初の4安打、打率・481と絶好調 消極的一転「ガツガツ」精神で目標「守備も阻止率も3割以上」

 「ウエスタン、阪神12-4オリックス」(29日、鳴尾浜球場)

 快音が止まらない。阪神・中川勇斗捕手(20)がスタメンマスクをかぶり自身初の4安打。「結果が出てるんで、いい感じかなとは思う。気持ちの部分でガツガツいくっていうか、そういう気持ちで(打席に)立ってるんで」と振り返った。

 初回2死一、三塁で右腕・芦田の直球を左前適時打。ここから中川の“打撃ショー”が始まる。三回1死は芦田の直球を捉えて右翼線二塁打。五回2死一塁は右腕・中田のスライダーを左前に運び、六回2死一塁も中田のツーシームを中前へ球を運んだ。直球と変化球を広角に打ち分けた。

 高卒3年目で初の1軍スタートとなった今春キャンプは、2月8日に右下肢を痛めて離脱。開幕も2軍だったがウエスタンでは打率・481と絶好調。直近10試合で8安打も放っている。消極的だった気持ちも一転し、「ガツガツ」精神で「守備も(盗塁)阻止率も3割以上」と目標を口にした。

 和田2軍監督は「勝負強いし、長打力もあるのでね。あとは捕手として配球やキャッチングを勉強してほしい」と期待。今季初の1軍昇格へ結果でアピールしていく。

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