阪神・青柳 まさかの投手に押し出し 今季最短四回もたず5失点KO にじむ無念「実力不足」

 4回、無死満塁のピンチを迎えてマウンドに集まり言葉を交わす青柳(17)ら阪神ナイン(撮影・立川洋一郎)
 力投する青柳(撮影・北村雅宏)
 ヤクルト打線を相手に力投する青柳(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神2-8ヤクルト」(26日、甲子園球場)

 バットを構える投手を相手に、マウンドの阪神・青柳晃洋投手はストライクが入らない。甲子園がざわつく中で、ストレートの押し出し四球。さらに1点を失って交代を告げられた。7安打5失点(自責2)で、今季最短の四回途中KO。試合後に3度繰り返した「実力不足」という言葉に、悔しさをにじませた。

 初回はゴロアウト三つの三者凡退でらしさが見えたが、以降は制球がままならず、二回に3連打と犠飛で2点を献上。三回は2死一、三塁を無失点で切り抜けたが、四回に悪夢が待っていた。先頭からの連打に続いて、武岡は併殺を狙えそうな当たりだったが、木浪がファンブルし無死満塁。ここから小川に四球を与えた。

 「普段からいいプレーをしてくれてるので、あそこで点につながってしまったのは僕の実力不足かなと思う。守備うんぬんより自分の実力不足で打たれ過ぎなので、(木浪)聖也の守備は特に関係なかったかなと思います」。バックのミスをカバーできなかったことに、悔いが残った。

 開幕投手から3週間、前回19日・中日戦(甲子園)で今季初勝利をつかんだ。勢いに乗りたかったが、思惑通りにはいかなかった。「自分の実力不足というか、運がなかったというか、相手がうまかったというか、結果として打たれてしまったという反省ですね」。きっちり修正し、次戦では必ずチームに白星をもたらす。

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