阪神・糸原 代打で納得タイムリー 2戦連続で“仕事”「自分らしいバッティングができた」

 5回、中前へ適時打を放つ代打・糸原(撮影・立川洋一郎)
 5回、中前に適時打を放つ糸原(撮影・山口登)
 5回、適時打を放つ糸原(撮影・北村雅宏)
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 「阪神2-8ヤクルト」(26日、甲子園球場)

 また勝負強さを見せた。阪神・糸原健斗内野手が代打で2試合連続安打となる適時打。「後ろにつなぐ意識でした。追い込まれていましたが、自分らしいバッティングができたと思います」。内容にも納得する一打は1-5の五回で生まれた。

 無死一、二塁で坂本のバントは一塁・オスナの好守に阻まれて失敗。木浪も左飛。代打の切り札は嫌な流れの2死で登場した。4球連続の変化球でカウント2-2となった5球目。小川の外角高めの142キロを捉えた。

 ライナーを中前に運び自身の今季初適時打。「しっかり集中力を保ってタイムリーが打てたのでよかったです」。チームメートを救い、一時3点差に迫る一打で逆転への機運を高めた。

 24日のDeNA戦は2点を追う九回無死から代打で出場し、山崎から左前打。この一打が一挙4得点での逆転勝ちにつながった。

 今季は出場した14試合全てが代打。次戦以降も勝負どころでの出場が濃厚だ。「チームが負けたのでまた明日から頑張ります」。万全の準備で出番を待つ。

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