阪神が八回に20イニングぶりの得点 好走塁が同点につながる 近本が執念の2点適時打

 8回、同点適時内野安打を放つ近本(撮影・山口登)
 8回、同点適時内野安打を放ち一塁へ駆け込む近本(撮影・山口登)
 8回、内野安打で同点に追いつき、両手をあげて喜ぶ近本(撮影・田中太一)
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 「中日-阪神」(12日、バンテリンドーム)

 阪神が八回2死から同点に追いついた。20イニングぶりの得点となった。

 2点を追う八回。中日は七回に先発・柳に代打を送っていたため、勝野にスイッチした。1死から糸原が12球投げさせて四球で出塁。続く木浪は左前打でつないだ。

 代打・ノイジーは左飛に倒れたが、一走の木浪がタッチアップで二塁を陥れる好走塁。これで二、三塁にチャンスは広がった。近本は一、二塁間にゴロを放ち、快足を飛ばしてセーフ。さらに、二塁・田中の送球がそれる間に代走として送られていた二走・小幡が本塁に生還した。

 七回までは柳から2安打しか打てず。10日・広島戦の七回から19イニング連続無得点だったが、ようやく得点が入り、振り出しに戻した。

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