阪神・伊藤将 球団左腕初のGG賞取る「やるしかない」 金色の戦闘服に袖通し闘志「身が引き締まる」

 2024「チャンピオンユニホーム」を披露した伊藤将(左)と中野(撮影・中田匡峻)
 2024『チャンピオンユニホーム』デザイン発表に出席した伊藤将(左)と中野(撮影・中田匡峻)
 2024『チャンピオンユニホーム』デザイン発表に出席した伊藤将司(左)と中野(撮影・中田匡峻)
3枚

 阪神の伊藤将司投手(27)が27日、甲子園球場の施設内で行われた「チャンピオンユニホームお披露目会見」に中野拓夢内野手(27)と参加。このユニホームは京セラドームでのホーム開幕3連戦(4月2~4日)で着用する。

 名手の勲章をつかむ。伊藤将が球団左腕初となるゴールデングラブの受賞に意欲を示した。

 「なかなか取れるものじゃないんで。今年はゴールデングラブ賞を取れるようにしていきたいと思います」

 昨季は21試合、146回2/3を投げ、シーズン無失策を達成。同賞の得票数はトップのDeNA・東に次ぐ2位だった。球団では2019年に西勇が投手で初めて同賞に輝いたが、生え抜き選手ではまだいない。守備のスペシャリストとして名を残すため、「やるしかない」と闘志を燃やす。

 守備には高い意識を置いている。横浜高時代からフィールディングやけん制など守備練習に多くの時間を費やしてきた。「投げた後は9人目の野手なんで。結局自分を助けるんで、うまくなっとけば自分のためになる」と自信をのぞかせる。

 熱望するのは受賞の記念に贈られる金色のグラブだ。オリックス・宗は同じローリングス社のグラブを使用しており、昨季獲得した金色グラブは同社に飾ってあったという。「パクったろかなと、でも右やからやめとこかなとか(笑)」。冗談交じりに話しながら「欲しいです、お願いします」と記者投票のため報道陣に笑みを浮かべた。

 「チャンピオンユニホーム」のお披露目会見では人生初の金色の戦闘服を着用した。「身が引き締まる思い」。先発ローテの一角を支え、マウンドでも好守を見せる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス