阪神・藤田が“熱男魂”継承誓った「追いつき追い越せるように」 地元・滋賀で植田と野球教室参加
阪神の藤田健斗捕手(22)が28日、滋賀・大津市内で滋賀県人会の野球教室に参加し、“熱男魂”の継承を誓った。
野球教室後に、滋賀県出身の大先輩であり、今季限りで現役引退した元巨人・松田宣浩氏の引退記念セレモニーが行われた。藤田は小学6年時に参加した野球教室で、当時ソフトバンクに所属していた松田と交流した経験があるといい、「雲の上の存在。その時の『野球を楽しんでください』という言葉が僕は印象に残っていて、今も楽しむ気持ちを忘れずにやってます」と明かした。
岐阜・中京学院大中京の後輩でもあり、「『頑張れよ』と言われたので、自分も追いつき、追い越せるようにやっていきたいなと思います」と先輩の背中を追う。
来年1月には松田の元同僚であるソフトバンク・甲斐に2年連続で弟子入りの予定。「特にスローイングについては聞いてみたいです。盗塁を刺せるのもそうですし、抑止力というか、そもそも走られないキャッチャーになりたいです」と力を込めた。来季は高卒5年目で、大卒の同学年選手もプロ入りする。「人は人なので、自分のことをやることをまず考えながら。とにかく自分の目の前のことに集中したら、良い結果につながるんじゃないかなと」と意気込んだ。
同野球教室には、植田海内野手(27)も参加。中日の龍空、福永や、西武の山田と近江高の後輩が増え「年に1回こういう形で全員集まれるので、楽しいですね」と笑顔を見せた。
俊足が自慢だが、今季はケガもあり4盗塁に終わった。盗塁のサインが出ている中でスタートが切れなかったこともあったと明かし、「いけたかなっていうのもあった時もあった」と反省。今オフはケガ防止の意図も含め、瞬発系のトレーニングを多く取り入れており「スタートの速さとかはもうちょっと出せるかなと」とうなずいた。来季は節目の10年目。「来年28歳なので体も気にしないといけないなと思います。盗塁は2桁はまずいきたい」と意気込みを示した。
関連ニュース





