阪神ドラ6・津田 大経大OB・ジャパネット高田明氏ばり実演で開幕1軍 同姓ダイアン・津田と対面熱望「ゴイゴイスー」意欲

 阪神ドラフト6位・津田淳哉投手(22)=大経大=が27日、大阪府茨木市内の大阪経済大学グラウンドで自主トレを公開。約2時間、ランメニューやキャッチボール、ノックなどで汗を流した。春季キャンプ中の紅白戦では、同校OBであるジャパネットたかたの創業者・高田明氏(75)ばりの“売り込み”で岡田監督にアピールし、開幕1軍を狙うことを宣言。同姓のダイアン・津田との対面も熱望し、お立ち台で「ゴイゴイスー」ポーズをすることに意欲を見せた。

 岡田監督、僕を買ってください!?母校のグラウンドを背に、津田は熱く宣言した。

 「開幕1軍を目標に入寮してからアピールできるようにしたい」

 “売り込み”のスペシャリストが大経大のOBにいる。テレビショッピング・ジャパネットたかたの創業者・高田明氏だ。津田ももちろん認知しており「入学式でモニター越しにあいさつがあった」と話す。高田氏といえば高い声での実演販売が有名で、津田もジャパネットたかたばりの“実演”で指揮官のハートをつかむ作戦だ。

 プロ入り後初の“実演”の機会が春季キャンプ中の実戦。第3クールが想定される2月10日からの3連休では1、2軍合同の紅白戦も行われる予定で、岡田監督に直接アピールすることができる。

 「打たれているピッチャーは要らないと言われると思う。どう抑えるかはバッターと対戦しないとわからないですけど、とにかく0で抑えにいきたい」。

 “セールスポイント”の最速152キロの直球と、カーブの緩急を駆使して打者を抑え、自身を売り込む考えだ。そのために取り組んでいるのが直球を強くすること。ランメニュー、週4回のウエートトレーニングで下半身強化に注力している。

 “商売道具”であるグラブ、スパイクも一新。ブロンドを基調に、縁にゴールドをあしらったグラブについては「もう(大経大の)青色は捨ててタイガースカラーで頑張りたい」と話し、ランニング時などに履くシューズも黄色を基調としたもの。大経大出身のプロ野球選手は5人いるが、いまだタイトル獲得者はいない。「将来的には最優秀防御率を取りたい」。母校を代表する大投手に成長する未来も思い描いた。

 また、入団会見ではダイアン・津田の「ゴイゴイスー」ポーズを披露。始球式やファン感謝デーでも甲子園を訪れているダイアン・津田に「お会いしてみたいです」と熱望した。「注目していただけるのであれば、どんどん(ポーズを)やってきたい」と話し、お立ち台での「ゴイゴイスー」にも意欲。そのためにも1軍での活躍が必要。指揮官をうならせる“実演”で開幕1軍をつかみとる。

 ◆株式会社ジャパネットたかた 本社を長崎県佐世保市日宇町に置く、通信販売会社。大経大OBの高田明氏が1986年に創業。高田氏自らがスタジオで実演販売するテレビショッピングで一躍有名になった。高田氏は2015年に社長を退任、16年にテレビショッピングからも引退。現在は息子の高田旭人氏が社長を務めている。

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