阪神・ドラ2椎葉「絶対的守護神」になる 憧れの球児超えで「セーブ王を狙いたい」
阪神は11日、大阪市内のホテルで新人選手入団発表を行った。ドラフト2位・椎葉剛(21)=四国ILp・徳島=は背番号「26」に決まり、守護神に名乗りを上げてセーブ王を目標に定めた。大阪府出身の虎党だけに、幼い頃からの憧れはレジェンドクローザーの藤川球児だ。会見後は選手寮「虎風荘」に入寮。九回のマウンドを託される日を夢見て、12日から始動する。
まばゆいフラッシュにも緊張することなく、進むべき道を示した。椎葉が目指すのは、ただ試合を締めるクローザーではない。「タイガースの絶対的守護神になれるように頑張りたいと思ってます」。投げれば勝ちが約束される-。“絶対的”と称されるほどの信頼を、勝ち得るつもりだ。
幼い頃の記憶が脳裏に巡る。ロックバンド・リンドバーグの名曲が鳴り響く、藤川の登場シーン。「『今日も勝ったな』という気持ちで、テレビの前で見てました。(自分も)できるように頑張りたい」と火の玉ストレートに思いをはせつつ、甲子園で躍動する自身の姿を重ね合わせた。「自分のセールスポイントは力強いストレート。セーブ王を狙いたい」と、藤川が2度獲得したタイトルに意欲を見せた。
日本一の虎のブルペンでは、自身と同じ独立リーグ出身者が躍動した。四国ILp・高知OBである石井の投球を、「すごく見てます」と参考にしているという。「独立の先輩、石井投手、湯浅投手と一緒に3人で投げられたら、独立リーグも盛り上がるので、3人リレーを頑張りたい」と“理想の継投”を思い描いた。
岡田監督は春季キャンプ1軍帯同を早々に明言。椎葉は年明けを待たずに、この日鳴尾浜の虎風荘に入寮した。過去には石井ら独立リーグ出身の選手が早期入寮を果たしており、「みんなに比べて早く入寮できるので、ちょっとでもリードできるというか、いい環境で練習できる」と12日からはプロのトレーニングを始める。「キャンプに行くまでがすごく大事」とケガをしない体作りに取り組む。
指揮官とは会見前に初対面を果たして、「選手の持っているものを最大限に引き出している印象」と敬意を表した。「キャンプから見てもらえるように。自信を持って投げてる真っすぐをアピールしたいと思います」。昨秋、社会人のミキハウスから戦力外通告を受け、わずか1年で阪神入りをかなえた椎葉。プロでも劇的な成長曲線を描き続ける。
