阪神・島本 来季も「さまさまよ」再現 フル稼働「最低50試合」宣言「(監督に)言われたのがうれしかった」

 契約を更改し会見で笑顔を見せる島本
 契約更改を終えて会見に臨む島本(撮影・立川洋一郎)
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 来季も「島本さまさま」よ。阪神・島本浩也投手(30)が3日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2500万増の年俸4800万円でサイン。来季は「最低50試合は投げたい」と意気込んだ。

 2軍で開幕を迎えた今季は35試合に登板して4勝2敗、15ホールド、防御率1・69。“左殺し”としての地位を確立させ「自分のポジションが見えてきたのでやりやすかった」と振り返った。

 8月6日・DeNA戦(横浜)では、1点リードの七回1死二、三塁のピンチで2/3回を無失点に抑え、岡田監督から「島本さまさまよ」と絶賛を受けた。「『さまさま』って言われたのがうれしかった」と照れくさそうに明かした左腕。「開幕(1軍)は入れなかったのが悔しかった。ずっと1軍で投げ続けること、防御率1点台はクリアしたい」とさらなる高みを見据える。

 そのためにも、オフは過去1番の走り込みとウエート量で下半身強化に取り組む予定。プロ14年目となる来季も、チームに欠かせぬ存在としてフル稼働する。(金額は推定)

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