阪神・小野寺 倍増更改レギュラー奪取の誓い 「ポジションはどこでも」 母に一軒家まで「まだまだ」

 契約更改を終え、笑顔でポーズを決める小野寺
 契約更改を終え会見する小野寺(撮影・山口登)
 契約更改を終え会見する小野寺(撮影・山口登)
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 阪神・小野寺暖外野手(25)が21日、契約更改交渉に臨み、倍増以上となる880万増の1700万円でサインした。今季は「困った時にライト前ヒットが打てた」と話すように43試合出場でキャリアハイの打率・347をマーク。「ポジションはどこでもいいのでレギュラーを取ることだけを考えて来シーズンに臨みたい」と熱い思いを口にした。(金額は推定)

 秋季キャンプでは三塁に本格挑戦。打撃練習中には岡田監督から約1時間の指導も受けた。三塁は佐藤輝、外野は近本、森下、ノイジーら実力者がひしめくが、引き下がるつもりはない。「レギュラー陣が気を抜いたら暖がいるぞと思ってもらえるように、全部のレギュラー陣を脅かせるように」とどん欲だ。

 入団時には母子家庭で育ててくれた母・由子さんへ一軒家をプレゼントするという目標を掲げた。「近づきましたけどまだまだ足りないと思う(笑)。まだまだ活躍できるように頑張りたい」。オフは大山、糸原と自主トレする予定。来季こそ大ブレークを果たす。

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