阪神 山本由伸攻略で「岡田大監督」トレンド 佐藤輝の二盗&渡辺諒の抜擢「もはや予知能力」「勝負眼バケモノ」
「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ-阪神タイガース」(28日、京セラドーム大阪)
阪神が五回にオリックスの先発・山本由伸から一挙4点を先制。佐藤輝の二盗、抜擢した渡辺諒の先制適時打など、起用&戦術がズバズバとはまり、Xでは「岡田大監督」がトレンド入りした。
誰もが虚をつかれたワンシーンだった。先頭の佐藤輝が安打で出塁すると、続くノイジーの打席でスタートを切らせた。相手バッテリーも虚をつかれたようなしぐさをみせ、若月のスローイングも乱れた。背番号8も気迫のヘッドスライディングでセーフをもぎとった。
ノイジーの右飛で1死三塁となり、7番・DHに抜擢した渡辺諒が詰まりながらもポトリと中前に落とす先制のタイムリー。さらに木浪の右前打でなおも一、二塁と好機を拡大すると、9番・坂本には送りバントを命じた。1死から異例のサインで坂本は投飛に倒れて失敗。それでも近本が右中間真っ二つの2点三塁打、続く中野も左前適時打で一挙4点のビッグイニングを作った。
まるで近本&中野の適時打が見えていたかのようなタクト。これにはファンも「岡田大監督の野球の勘がもはや予知能力になってる」「勝負眼バケモノ」「これは岡田大監督」。さらに「腹切るわ」と岡田監督の起用を疑問視していたファンが謝罪の書き込みを残すなど大きな反響を呼んだ。
六回には木浪、坂本の連続適時打が飛び出し、山本を一気にKOしてみせた阪神打線。シリーズ前に指揮官が山本について「そんなにええと思てない」と語っていたが、有言実行の攻略劇となった。
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