阪神 CSファイナルSに向けて総仕上げ 佐藤輝はソロ締め

5回、岡田監督(後方右)の前でソロを放つ佐藤輝(撮影・中田匡峻)
 6回、岡田監督(後方)の前で左前に同点適時打を放つ森下(撮影・中田匡峻)
6回、センターへ勝ち越しの2点適時二塁打を放つ坂本(撮影・中田匡峻)
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 「フェニックス・リーグ、阪神タイガース4-2北海道日本ハムファイターズ」(15日、SOKKENスタジアム)

 阪神はスタメンに主力野手を並べ、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルSに向けた実戦調整を行った。試合は接戦で勝利。18日から始まるCSファイナルSに向けて、総仕上げにかかる。

 打線は2点を追う五回。佐藤輝が豪快な一発を披露した。左腕・根本が1ストライクから投じた143キロ直球を強振。打球は左中間方向に舞い上がり、そのままオーバーフェンスし、1点差に迫った。

 さらに1点ビハインドの六回には打線がつながった。先頭の近本が四球で出塁すると、続く中野は右前打を放ち一、三塁に。3番・森下の左前適時打で同点となった。

 勢いは止まらない。1死満塁からは坂本が中堅へ2点適時二塁打を放ち勝ち越しに成功。この回打者8人の猛攻で試合をひっくり返した。

 先発の西勇は5回を投げて3安打2失点という投球内容だった。三回には、2死二塁から奈良間に左翼への2ランを打たれ、先制を許したが、追加点は与えず。四回と五回は三者凡退に打ち取るなど、安定感のある投球を見せた。

 2番手・西純は2回1安打無失点。3番手・馬場は1回を無安打無失点に抑えると、4番手・岡留も1回無安打で試合を締めた。

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