阪神・岡田監督 大山「ボール球振らないのはチームのためでもあるし、率を伸ばしていくには自分のためでもあるんやで」一問一答

 「東京ヤクルトスワローズ5-4阪神タイガース」(4日、神宮球場)

 阪神は今季最終戦で無念のサヨナラ負けを喫した。初回、大山が19号2ランを放ち先制。続く佐藤輝が右中間へ新人時代の2021年に並ぶ24号ソロを放った。同点に追い付かれた直後の六回は、佐藤輝の右犠飛で勝ち越した。先発の大竹は5回7安打3失点で13勝目の権利をもって降板したが、九回に守護神・岩崎が崩れ、サヨナラ負けに終わった。大竹は勝ち投手なら13勝目で最高勝率のタイトルを手にする目前だったが、無念の結果となった。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -大山が最高出塁率のタイトルを獲得。全試合4番がチームの方針を体現した。

 「おう。ボール球振らないのはチームのためでもあるし、率を伸ばしていくには自分のためでもあるんやで。(昨年まで)もったいない打席が多かったように思うからな」

 -中野のフルイニング出場も価値がある。

 「ポジションもセカンドやからなあ。フルイニングいうのは、代走とかいらん選手なわけやから。そら価値あると思うよ」

 -レギュラーシーズン終了。次に向けて。

 「まだ日にちあるからなあ。フェニックスとか行って。次、言うても俺らは18日に合わすだけやからなあ。相手がどこか分からへんわけやから、どっちになるかな」

 -巨人・原監督とは来季も戦うつもりだったか。

 「いやいや、前(の退任)も契約がなくなったからやん。それだけのことやったやん」

 -今年も采配合戦があった。

 「うん。まあ、そんななかったよなあ。前回よりも」

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